その日は、予約を入れませんでした。Aさんとの電話の後、大変な1日になる予感がしたからです。

「お邪魔します、Aです。先生、お久しぶりです。宜しいですか、、」

「お久しぶりです。どうぞ、お入り下さい。」

私は、目を疑いました。Aさんの姿を見て別人に思える程、髪の毛は白髪まじりで頬もこけ、目付きがいつもより険しい様に見えました。久しぶりとはいえ、身だしなみに気を遣っていた方とは思えない姿に

「どうなさいましたか、、」

と私が話しかけるとAさんは、、

「私、どうにかなりそうです。いつも誰かに見られている様で、、気分が落ち込み、、このまま死んでしまいたいと思えてくるんです。先生、何とかして下さい。」

と涙目で私の顔を見ました。すると、彼女の背後に得体の知れない気配を感じました。いつもなら、法具やお経を唱えたりして祓うのですが、自分の身の危険を感じたので、護摩壇を浄め自らも入念に浄めました。お経を唱えて直ぐに彼女が苦しみ出しました。心配になって、後ろを振り向くと、彼女は床に這いつくばり苦しそうに悶えていました。次にお札を背中に当てると更に苦しい表情になり、真言を唱え出した時、、

「苦しい、、苦しい、、やめてくれ、、アーッ、、やめろ、、ウーッ、、」

と、苦しみだしました。

「本尊薬師如来の御前において、煩悩を捨て去り、仏の元で修行せよ。御主の御霊は、五輪塔にし当道場で供養、、。」

と言いかけた時、突然彼女が泣き出しました。

「Aさん大丈夫ですか、、。もう貴女から悪霊はとれましたよ。」

「有難うございます。」

と言ってソファーに座りました。Aさんの表情は以前の様に柔和な顔に戻っておりました。私は、本殿に向かい、仏様に祈念し加持祈祷を終えました。

「先生、楽になりました。これで大丈夫ですよね。」

「大丈夫ですよ。よく頑張りましたね。」

それからAさんは、何度か道場に来られていますが今のところは、異常はない様です。

彼女に憑依していたのは男の霊でしたが、どうして彼女に憑依したかは、分かりません。ですが、何かを伝えたくて、彼女に憑依した事は間違いない様です。

四季の宿天瑞前にて
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