9月も後半に差し掛かりました。
コロナも少しづつ終息をむかえつつ有る中
政治の世界では、自民党総裁選がスタート
しました。
私達が投票する訳ではないのですが、何とか
この難局を立て直すリーダーが選出される事を
心から期待します。
さて、私は月の半分を出張鑑定に費やします。
以前、出張鑑定時にご来場下さったお客様で
生活苦でご相談下さったお客様がいました。
初めてお会いした時は、60代半ばかなぁと
思いきや、何と40代半ばとの事で、、、
老け顔だなぁ、、、相当苦労されているなぁ、、、
との印象でした。
事情を聞くと、ご主人様は以前勤めていた
ところを、退職され息子さんも仕事もせず
家計を圧迫する存在でした。
また、相談者の女性も体調不良で仕事が出来
ない状態でした。
結局、当時彼女は生活保護を受けていらっしゃい
ました。
私は、色々とアドバイスしましたが彼女の努力
なしには、この難局を乗り越える事が出来ない
事をお伝えしました。
それから1年が経過し再びお会いした時に
見違えるほど若々しく、歳相応の雰囲気でした
ので、お話しを聞くとご主人、息子さんも就職
が決まり、彼女も仕事が決まったとの事でした。
本人は、ニコニコしながら服装もオシャレを楽しめる
余裕が出来たのか、以前の彼女とは別人の様に見受け
られました。
ですが、鑑定してみると私には一抹の不安が残りまし
た。
それは、彼女の浪費癖と怠け癖が気になりました。
更に1年が経過し、先日お会いした時に
やっぱり元に戻ったなぁ、、、と見た瞬間
思いました。
彼女の鑑定に入ると急に身体をブルブル揺らし
目は、白目を剥きながら、、、
「お前は何者だ、、、ワシはこの者に宿し者、、
この者を苦しめてやる、、、へぇっ へぇっ
へぇっ、、」
何やら不思議な事を言い出しました。
私が、念珠を本人の両手に被せる様に乗せて
やると
「わぁ、、、ヤメロ、、苦しい、、ヤメロ、、
そんな事してもこの者から、離れないぞー、、、」
と言ってもがき苦しみました。
身体の震えが止まり、彼女は急に泣き出しました。
「私に何が起こっているのですか? どうか私を
助けて下さい。」
と言われました。
彼女の言動を見て、霊体でない事は直ぐに分かり
ました。
これは、彼女が作り出した人格で有り、もう一人
の自分を作りだす事で現実逃避をしていると思われ
ます。
落ち着かれて彼女のお話しを聞いてみると、ご主人
は、仕事を辞め彼女自身も仕事を休みがちだとの
事でした。
息子さんも家を出たきりで連絡もとれないとの事
でした。
霊体の場合は、直ぐに正体を現しませんし
自分から名乗る事は、ほぼ有りません。
彼女には、一番最初にお会いした当時と同じ
お話しを改めてアドバイス致しました。
鑑定を終える頃には、少し明るくなっておられ
ましたが、果たして継続できるのか、、、