高市政権が注目の集める中、久しぶりにNHKで与野党審議を見ましたが、野党の質問と言えば、議員らしからぬ質問ばかりで、こんな議員の為に税金を払っていると思うと、何ともやり切れない気持ちになってきます。唯一、国民民主の〇〇氏が質問されたやり取りは、お互いの政治家としてのレベルを闘わせる様な緊張感さえ感じました。昔は、この様な論争が有ったと思うのですが、稚拙な質問ばかりに終始する政治家政党は、やはり、政治家の人員削減も検討しなければならないのかもしれません。昔は、政治家は公僕と言われ、民衆国家の為に、昼夜を問わず働く存在でした。ですが、労働時間や人権を盾に騒ぎ立てる政治家を見ていると、こんな政治家に国を任せられないと思うのは、私だけでしょうか。
さて、前回のブログの続きですが、弟子達は「このままでは、信者がどんどん減っていくだろう、、。」と、思っていたのですが、最初は疑心暗鬼になっていた信者達も、次第に戻って来る様になりました。策略を企てた他宗教団の幹部達は、この様子を見て「このままでは、我々の策略は水の泡となってしまうと、、焦りだしました。すると、幹部達は、更に強い抗議を、お釈迦様に向けて行動に移しました。幹部達は、沢山の弟子を引き連れ、お釈迦様が説法を説かれているところに参列し「この男は、ワシの娘をかどわかし、挙げ句の果てに妊娠迄させ、、これから、娘は誰を頼りに生きていけば良いのだ、、。責任をとれ!皆の者、この男の話は聞いてはならぬ。」と、訴えました。妊娠したとされる若い女性のお腹は、誰の目から見ても、日に日に大きくなっていきました。ある日の事、抗議の為、幹部と共に参列した女性の隣りに座っていた信者が、彼女のお腹の異変に気付きました。それは、女性の上着の下から白い布が見えていたのです。彼女が立って、泣きながら訴えている時に、隣りの信者が、その布を引っ張ると、スルスルと布が解け、座布団が転げ落ちました。慌てて、女性は座布団を拾い上げ、お腹に隠しましたが、、時すでに遅しで、それを見た信者達は「この女は妊娠なんかしていない。この者たちは、お釈迦様を陥れ様としていたのだ。直ちにこの者達を摘み出せ、、。」と、会場は騒然となりました。すると、お釈迦様が右手を挙げ、沈黙の中で静止されました。教団幹部達と女は、そのスキを見て会場を後にしました。お釈迦様は、何も無かったかの様に、引き続き説法をなされました。その姿を見た信者達は、「お釈迦様は、正しい。この教えは正しい。」と、お釈迦様に帰依する気持ちが、更に強まって行きました。その出来事は、隣町にも広まり、お釈迦様の説法を聞きたい民衆が、沢山押し寄せる様になり、会場は溢れんばかりの聴衆でひしめく程になっていきました。お釈迦様は、私達に何をお示しになられたのでしょうか。それは、真理(仏教)に優るものはなく、何事においても、真理をもとに生きよというメッセージだったと思います。「批判されても、批判するな、、。」この文言は、私が仏道に入った頃、最初に教わりました。私達僧侶は、お釈迦様の説かれた仏教、つまり真理を学び実践してきました。ですが、まだまだ、お釈迦様の様な境地には至れず、時には、怒ったり、動揺したり、心静かになれない時がございます。正直、お釈迦様の様に、他人から誹謗中傷を受けたなら、私はどうしていただろう、、。お釈迦様の様に真理を信じ、冷静な対応が出来るかと言えば、今の私には、自信はございません。ですが、少しでもお釈迦様の真理を理解出来る様、これからも精進し続けて参りたいと思います。




