今朝は、寝不足の方も多いのではないでしょうか。ワールドカップサッカーの決勝でアルゼンチンが36年ぶり3回目の優勝を果たしました。フランスの追い上げも凄いものがあり、歴史的な試合になりました。
修行時代、験力(仏様の偉大なる力)を得ようと、闇雲に修行をしていた時期がございました。時には7日間断食したり、暗闇の中に3日間暮らしたり、護摩供養を3日間、行を続けるなど、、身体を酷使し続けました。ですが一向に得る事はなく、焦りばかりが募っていきました。ある日、不思議な夢を見たのでした。弟が枕元に立ったのでした。弟は生きているはずなのに、どうしてだろうと、、その時は、あまり気にも留めませんでした。それから何日か経ったある日、実家の父から電話が鳴りました。「利和、光男が部屋で死んでる。」弟は、持病の肝硬変が悪化していました。死因は心不全でしたが、回復の見込みが無いことから、不摂生な生活を送っておりました。私は、不思議と驚きはしませんでしたが、これが予知夢という事かと、、その時は思いました。弟の葬儀が終わり、亡くなった弟の部屋で一日中供養してやろうと思い、夕方から翌朝迄、読経し続けました。夜中の3時頃に「有難う、、」と弟の声が致しました。ふと部屋の壁辺りにうっすらと、人影の様なものを見ました。これが霊魂と言うものか、、恐怖を感じる事なく冷静な自分がそこにいました。
次回つづく