3月になり、ようやく寒さも和らいで
来ました。
東北大震災から8年になりますが、この日以
来、人生が大きく変わったという人も沢山い
らっしゃると思います。
昨年も各地で災害が起こるたびに思う事は、
自然の脅威には社会が発展したとしても、無
力である事を感じずにはいられません。
今年もまた、被災者の御霊を慰める為
和順庵で東北大震災護摩供養を修する予定で
す。
和順庵には、色々なご相談に来られますが、
中には、その方の影響で怖い体験をする事が
あります。
特に、水子供養が十分なされていない相談者
の場合、ついつい水子の霊が私についてくる
場合がございます。
仕事を終え、コタツで寛いでいると耳元で赤
ちゃんの泣き声がしました。
周りには、その様な家族は見受けられませ
ん。
最初は、気のせいだと思っていましたが
一旦、泣き止んだと思ったら、暫くするとけ
たたましい赤子の泣き声が聞こえるのです。
その日は、早朝より護摩供養をしてから鑑定
の仕事をして、身体もクタクタに疲れたきっ
ていたのですが、その日の深夜から急遽水子
供養を致しました。
地蔵菩薩本願功徳経をはじめ、供養に必要と
されるお経をあげさせて頂きました。
お経は、意味なく唱えるよりその対象者に
聴かせるお経をあげる様にしています。です
から、宗派は問わず自身が必要と思えるお経
を何度も唱え覚える様にしています。
宗派が違っても、お釈迦様が伝えたお経です
から、何一つ問題はないと思っておりますが
宗派によっては、否定的意見を言われる方も
いらっしゃるので、これは私個人の意見とし
て捉えて下さい。
供養したせいか、幾分身体が軽くなった気が
致しました。
それからは、泣き声も聞こえなくなりました
が、ひっよっとすると元の宿主に戻ったの
か、、、
あの世で修行に入られたのか、、、。
南無六道能化地蔵菩薩(なむろくどうのうげじ
ぞうぼさつ)
どうか、鬼や餓鬼にイジメられる幼子や河原
に枯葉のごどく横たわる水子を救いたまえ。
合掌