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四十九日の奇跡

3月25日は、2月に亡くなった愛犬「ミニチュアシュナウザー」メス〇〇ちゃんの四十九日でした。彼女はシングルマザーのAさんの愛犬でした。7年前、Aさんは転職と引越しのご相談で、和順庵に来られました。Aさんは、いくつも仕事を掛け持ちしながらも、幼いお子さんを育てている苦労人です。生活はギリギリな様で、、この度、給与が良い会社に転職する事になり、今住んでいる家から職場に近いところに引越しする事になりました。ですが、引越し先ではペットが飼えないと悩んでおられたので、私が〇〇ちゃんを預かる事にしました。彼女を預かって7年目、我が子の様に愛し育ててきましたが、彼女は15年の生涯を閉じました。仏前に、朝から買って来たピンクの薔薇と生前好んで食べていたリンゴを供えてやりました。私は、Aさんに彼女の四十九日法要をする事を伝えていました。ですが、当日Aさんは仕事の都合で来られないとの事で、私一人でする事になりました。四十九日とは、故人の命日を1日目とし、そこから数えて四十九日目までの期間、または四十九日当日を指します。故人が亡くなって四十九日までの期間を「忌中(きちゅう)」や「中陰(ちゅういん)」と呼び、この期間中、遺族は故人の死を悼み身を慎んで過ごします。49日目に「四十九日法要」を行い、これをもって「忌明け(きあけ)」とし、遺族はこのタイミングを節目として喪に服していた期間を終えます。

彼女が亡くなってから、塔婆に記した回向文「若有畜生類 聞弥陀名号 永離三悪道 決定成菩提」(にゃくゆうちくしょうるい もんみだみょうごう ようりさんなくどう けつじょうじょうぼだい)を、お勤めの際は、必ず唱える様にしていました。回向文を3回唱えた後、南無阿弥陀を10回唱えました。これは畜生回向文といって、もし畜生などが阿弥陀仏の名号を聞いたならば、永遠に地獄・餓鬼・畜生道を離れて、必ず菩提を成ずることができるという経文です。その他にも、阿弥陀経を唱えてやり、仏様のいるところは素晴らしい世界である事を彼女に念じ、伝えてやりました。すると、私の頭の中に彼女との思い出が走馬灯の様に浮かんできました。すると、急に悲しみと共に胸が締め付けられる様な思いなりました。それは、彼女が死んだ原因が私にある様な気がしたからです。彼女は数日、体調を崩していたので、仕事など休んで寄り添ってやったら、、。また、彼女は病院が大嫌いで、いつも興奮して、心動が激しくなるのを認識していました。あの時、彼女を病院に連れて行かずに、私だけが病院に行って状況を説明し、先生から処置法を聞いていれば、もう少し生きながらえたのではないか、、。そんな事を考えながら、阿弥陀経を唱えていました。すると、、私の背後で懐かしい息遣いが聞こえてきたのです。すると、私の目から自然と涙が溢れ落ちました。息遣いと共に、絨毯の上を小さな歩幅で歩く音がしていました。「〇〇ちゃん、、。」と振り返ると、そこには誰もいませんでした。彼女がお別れの挨拶に来たのだと思いました。すると、先程まで、胸が苦しい思いでしたが、急に解き放たれた様に、感謝の気持ちに包まれました。きっと、彼女は仏の世界に導かれたのに違いない、、と、そう思いました。涙のせいか、彼女の遺影を見たとき、、キラキラと輝いて微笑む彼女の姿がそこにありました。「ほんとうに、ありがとうね、、〇〇ちゃん、、。〇〇ちゃんのお陰でパパは、ほんとうに幸せでした。南無阿弥陀、、。」

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