護摩アートとは、いわばお守りのような絵画です。
つまり開運画という表現が相応しいかもしれません。
人間は、何かに守られそれで安心することで悩みが解消されると信じてきました。
毎日、神棚やお仏壇を礼拝することで心が浄化される気持ちは誰もが思っていらっしゃることです。
昨今では、本家を出られたご家族や若い夫婦は家にお仏壇がない理由から信仰心が薄れ自分の宗派さえ知らない方がいらっしゃいます。
そのような方に仏様の有難いお話を交え仏様のご慈悲の素晴らしさを感じていただく為に護摩アートを始めました。
第一回目は大日如来をご紹介したいと思います。
虚空にあまねく存在するという真言密教の教主。「万物の慈母」、「万物を総該した無限宇宙の全一」とされる汎神論的な仏つまり、過去・現在・未来の三世に至る私達全てが目にする万物の創造主といえるでしょう。
護摩供養修行の際には、度々唱える仏様で手の印相は智拳印といい、胸の前で、左手をこぶしに握って人さし指だけ立て、それを右手で握る印。右手は仏、左手は衆生(しゅじょう)を表し、煩悩(ぼんのう)即菩提(ぼだい)の理を示す。
煩悩即菩提とは、凡夫たる悪因に満ちた命である煩悩を持ったままの姿を以て、悟りを開くという意味となります。
この絵をみて唱えて下さい。きっと貴方にもご加護があるはずです。
「オンアビラウンケン・バサラダトバン」