和順庵では、先祖供養はじめ、水子供養、自殺他殺、未練を残して亡くなった未成仏供養を行じています。相談者の依頼も有れば、鑑定や加持祈祷によって、解明された事案も有ります。1ヶ月前、中学生男子に憑依していた女性の霊体を、当庵で加持祈祷いたしました。当時、彼は、体調を崩し学校も休みがちでした。相当強い霊体に思えたので、五輪塔を作り結界に封じ込めました。その後、彼も良くなっているとの連絡を受け、除霊が上手くいったと思いました。後は、和順庵で浄霊を続ける事になります。すると昨日、夕方のお勤めの時、ミシッ、、ミシッと、誰かが歩く音がした途端、背中の辺りがゾクゾクしたので、背後に霊が立っていると思いました。後ろを振り向かずお経を唱え続けていると、鼻水をすする音と共に「ダ〜ブ、、、」と、かすれた声がしました。慣れているとはいえ、あまり気分の良いものではありません。暫く経つと、先程迄していた背中の寒気は消え、心の中で安堵感が漂っていました。その時、和順庵からまた一人、修行の旅路に出られたのだと思いました。彼女は、私に何を伝えたかったのか、、。ダブ、、とは、何だったのか。
