「先生、合格でした。ギリギリ受かっていたと娘から連絡が有りました。先生、これって奇跡ですよね。娘も諦めていたんですが、、こんなに嬉しい事はありません。本当に有難うございます。」「良かったですね。Kさんの娘さんを思う気持ちと、本人の努力が実ったからですよ。本当に良かったですね、、。」と、嬉しい電話が入りました。Kさんの娘さんは、歯科医師を目指しており、卒業試験を受からないと、退校を余儀なくされるほど、崖っぷちの状態でした。Kさんは、無事大学を卒業する為に、試験の合格祈願の為、度々、和順庵に越し頂いておりました。大事な試験を控えると、「先生、娘の事宜しくお願いします。」と、連絡を下さる度に「こればかりは、本人の努力次第ですので、何とも言えませんが、仏様に祈願してみます。」と、答えていました。一週間程前に、「先生、娘が受けた先日の試験、本人は全くダメって言って、落ち込んで、泣いてしまっているんです。諦めずに再試験が有るから、頑張ってと言うと、もう、これでお終いだから、大学を辞めるって言うんです。先生、どうしたら良いですか、、。私は下の娘の進学試験の事も有って、コチラも大丈夫かなぁ、、と、昨日辺りから私の体調もおかしくなって、自然に涙が出る様になりました。食欲もないし、睡眠不足になってしまって、このままでは私自身が壊れそうです。先生、何とか助けてください。」「Kさん、貴女迄がそんな風になられたら、娘さん達は誰を頼りに生きていけば良いのですか、、。このまま、貴女迄が落ち込み、暗い世界に落ちていけば、次第に娘さん達も、暗い世界に落ちて行き、難破船となって、苦しい世界を漂う事になります。ここは、娘さんが試験に合格している事を願い、ひたすら、丘の上から灯台の様に照らしてやらなければなりません。そうする事で、娘さんは、よし、、今度こそは、、って頑張ると思います。また、結果も出てないのに、今からこんな風に悩まないで下さい。何の為に、祈願をしているのですか、、。最後の答えを聞くまでは、諦めてはいけません。努力した人には、必ずや仏様の法光があります。どうか、娘さんの事を支えてやって下さい。」と、Kさんに言い聞かせました。Kさんは、私の助言を守られたのか、2日後にお電話が有りました。「先生、娘が勉強やり出しました。娘に、次頑張ったら大丈夫だからって言うと、、ママが落ち込んでいるかと思ったら、意外と元気だったから、、。試験はダメと思うけど、まだもう一回チャンスが有ると思って、、。でも、ダメだったらごめんねママ、、。」と、言われたそうです。そして本日、合否の朝を迎えました。「先生、、本日、大学で先日の試験の合格発表です。祈願の方宜しくお願いします、、。」と、早朝、Kさんから連絡が入りました。娘さんの祈願を終えた後、私は身内の合格を願う様な感情になっていたのです。結果は、冒頭に有った様に、Kさんの嬉しい報告を聞く事ができました。私は、改めて仏様に感謝の祈願を致しました。「またここに、一つの家族を救って下さり、有難うございました、、。」




