久しぶりにGさん夫婦が和順庵にお越し下さりました。Gさんは農家をされており、何度かお墓の事や先祖供養について、ご相談でお見えになっていました。「先生、今日は息子の事でご相談が有ります。」「どの様なご相談ですか?」「実は、息子が家を買ったばかりなんですが、その家に引っ越してから仕事が上手くいかなくなり、そのせいで夫婦中もよくありません。その家が何か災いしているのでしょうか。」「Gさん、息子さんの住所と家の間取り、名前・生年月日を教えて下さい。それから、、念の為、息子さん奥様の名前・生年月日もお願いします。」と言って、鑑定致しました。息子さん夫婦には5才になる長男がおり、夫婦共働きをされています。収入面では決して払っていけない額では無いと思いますが、性格的に息子さんがこの家を決めたのではなく、奥様が積極的に進めた様に思いました。息子さん31才、奥様29才、子供一人、、夢のマイホームといったところですが、息子さんの鑑定結果では、購入を決めた年も凶年で今年に入って、運気も不安定な時期に入っていました。建売物件だった様で、間取りはそれなりに考えられており、周りの風景も問題ない様に思いました。次に、部屋の中の写真を拝見したところ、僅かではありますが、負のオーラを感じました。これは、土地に問題があるのかも知れません。元々は、畑だった様で、持ち主が他県に引っ越したらしく、詳細については分からない様です。周りは古い家に挟まれており、共に栄えている家には見えません。京都辺りに行くと、住宅地が少ない事もあり、家相や風水などお構いなしに狭い土地に3階建ての家を建てる傾向がありますが、階下に車が有る家は、中々栄える事が出来ないと聞いた事があります。最近、私の住んでいる坂本におきましても、住宅ラッシュが進んでいる事も有り、沢山新しい家が立ち並んでいますが、湖岸沿いは沼地だった事もあり、古いお宅では井戸のある家が幾つもあります。沼地は、病気や事故に注意が必要です。息子さんの家の周りには、疎水や溜池が有る事から、昔は田畑が広がっていた様に思います。ですが、先程見た部屋の負のオーラは、土地によるものと推測しましたが、風景写真を見る限り、決め手になる写真がありませんでした。念の為、もう一度Googleマップで上空から全体像を見た時、先程の写真には写っていなかったのですが、自宅から東の方角に寺が有り、南の方角に神社がありました。また、西の方角には河川を確認する事が出来ました。 「これだ、、間違いない、、。」
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38年ぶり
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家相②