愛犬を亡くし、数日悲しみの日々が続きましたが、愛犬の事をブログに載せた途端、沢山の方から運勢鑑定のお仕事を頂きました。愛犬の残した小さな贈り物と思って、空に向かって感謝致しました。今頃、彼女はどんな世界に居るのだろうか、、。ふと、そんな事を思っていると、Gさん25歳女性からメール鑑定の依頼を受けました。この方は以前にもメールで相談されたリピーターでした。私の助言通り会社を辞め、今は小さな社労士事務所で働いているとの事。将来は社労士になって、独立を夢みて一歩踏み出されたのです。メールの内容を見ると、彼氏26歳が念願の東京本社に転勤が決まったとの事で、遠距離恋愛になる事を不安に思っていて、この先二人の関係が続いていくか心配でご相談されました。鑑定してみると、彼は純粋で、夢を追いかけるチャレンジ精神が盛んな人に思いました。それでいてお調子者で、場を和ませるムードメーカーの様な存在です。一方Gさんは、繊細で心配性な性格で周りから自分がどう思われているのか、気を遣い過ぎるところがあります。二人の性格は全く真逆で、相性もあまり良いとはいえませんが、どちらかが相手の性格を認識していれば、なんとか乗り越えていけます。ですが、彼女の様な心配症の方は、何かと彼に対して疑念を持たれて、関係が崩れる恐れがあるので、Gさんには彼を束縛しない様アドバイス致しました。すると、後日Gさんから返信メールが来ました。その内容は転職した社労士事務所を辞めて、彼氏の近くで就職しても良いのか、、という相談でした。私は彼の事が好きなら、彼の成長を見届け、共に成長しながら生きなければならない事と、恋愛も大切ですが社労士になる目的があり、今の会社の縁を無駄にしてはいけない事を伝えました。Gさんは三姉妹の長女で、共働きの両親に育ちました。幼い頃から我慢を強いられ、妹達の面倒をみてきた様です。社会人になり親元をはなれ、やっと自由の身を手にした彼女は、執着の塊となって、目の前の社労士の夢を捨ててでも、彼氏との関係を手放したくない気持ちでいっぱいなのだと思いました。大切なものは誰しも失いたくないものです。ですが、何かを手放さなければ、新しい世界を得られません。また、彼の事を本当に大切に思うなら、彼が成功する迄見守るのも、彼に対する本当の愛情だと思います。その後、Gさんからはメールが来ませんでした。Gさんの正しい判断を願うばかりです。
