12月となりました。今日の滋賀は、一段と寒くなりました。師走の意味には、諸説ありますが、もっとも有名な説は、師匠である僧侶が、お経をあげるために東西を馳せる月という意味の「師馳す(しはす)」だというものです。朝から天台宗の修行僧が、坂本の家々を托鉢する姿がありました。この辺りでは、風物詩となってきました。修行時代、夜中の2時ごろに起きて、水行で身体を清め、3時位から護摩供養を致しましたが、丁度これくらいの寒い時期だったと思います。修行時代は、普段から素足で行動していたせいか直ぐにかかとが、割れて痛い思いをしましたが、今から同じ事をやれと言われると自信がございません。ですが、僧侶に引退という言葉がない限り、年相応に修行を続けております。