イギリスのエリザベス女王の国葬が9月19日、日本時間午後7時から、ロンドンのウェストミンスター寺院ではじまり、9月19日午後8時15分頃に終わりました。映像を見る限り、国民の象徴であり、偉大なる母の存在に映りました。日本では、安倍元首相の国葬が営まれますが、21日、国葬に抗議する男性が、頭から油を被り自殺未遂をはかりました。男性の傍らには、国葬反対の声明文が、有った様です。自民党は、国葬の抗議者に対して、説明不足と話しているが、この様な自体を招く前に、納得のいく議論をするべきではなかったか、、。イギリスと日本の国葬とのギャップが今後の政権に大きく影響しそうです。
さて、皆さんは、心の支えとなっている事は、ございますか。両親、友人、恋人、家族、信仰など、、貴方の生きる精神的な支えとなっているものは、様々有ると思われますが、私の場合は、、もちろん信仰もございますが、先人の残された遺訓なども、今日の私にとって、かけがえのない、支えとなっています。
「汝等請う其本を務めよ。白雲は百丈の大功を感じ虎丘は 白雲の遺訓を嘆ず先規かくの如し。誤って葉を摘み枝を尋ぬること莫んば好し」
あなたたちに一番重要なこと、それは己事究明、おのれとは何者であるか？ これを突き止めることである。白雲禅師は、百丈禅師が昔、禅宗道場の規則を整備されたという、大きな功績に深く感服し、虎丘禅師は、白雲禅師の残された訓戒を、称歎し奉読していた。間違っても、葉を摘んだ後に、その木が何であるかを確認するような、本末転倒な真似をしてはならない。日常の修行をおろそかにせず、「自己とは何か」を専一に追求すること、決して仏法の根本儀を忘れてはならないという教えです。私は、生きている。生きているのは、何故だ。私の大元は何か、、。そうだ、、、私には、仏法を持って人を救う事だ。世間の噂に耳を傾け、道を誤ってはならん。
合掌
