日本ポップ界のスターを数多く生み出した故ジャニー喜多川氏が、創業したジャニーズ事務所の所属タレントに性加害を行っていたとされる問題で、事務所側が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」は、社長の辞任、金銭的賠償を含む救済措置を、ジャニーズ事務所は考えるべきであるとも提言している。週刊誌などで、過去に何度も取り上げられた話題でしたが、当時はゴシップネタと思われ、どこのテレビ局も報じて来なかった。また、喜多川氏の顔写真や肉声もなく、カリスマ的存在として扱われてきました。皆さんは、アンソニーホプキンス主演でサイコホラーの傑作「羊たちの沈黙」という映画はご存知でしょうか。その後も続編が制作され、おぞましい猟奇的殺人が繰り広げられる内容に、思わず目を逸らした人もたくさん居たと思います。作品の主人公レクター博士は冷酷で残忍な猟奇殺人犯でありながら、著名な精神科医でもあり、紳士的・貴族的な雰囲気も併せ持つ。殺害した人間の臓器を食べる異常な行為から「人食いハンニバル」と呼ばれた。そのあまりにも狡猾で、残忍な手口と喜多川氏の行為が重なって見えるのです。彼の表情・運勢的観点から異常性癖を思わせる性格が垣間見る事ができます。こうして、ニュース等で取り上げられて彼の存在を知る事が出来ましたが、もしこの様な人間が目の前に現れたなら、まさに人間の皮を被った怪物と言える存在です。