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憑いて来た人②

急に、左膝内側に痛みが走りました。読経を唱える内に、段々膝の痛みが増してきました。石段を降りる時に、ガクッと膝にチカラが入らなくなったので、心配そうに主催者が「先生、どうかされましたか、、?先程から、足を引き摺っていらっしゃる様ですが、、。」「大丈夫です。ちょっと膝を捻った様です。」「そうですか、、。この後、空港迄送っていきますので、酷くならないと良いのですが、、。」と言われましたが、左足の痛みは更にふくらはぎ辺り迄達して来ました。主催者の実家に立ち寄り、玄関先でご挨拶を致しました。空港ロビーに着く頃には、左足全体が痛みに覆われていました。主催者とは挨拶をほどほどに、一目散にロビーの椅子に傾れ込みました。荷物を預ける前に、法具で左足を摩りながら薬師如来の真言を唱えました。「オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ」すると、不思議と痛みが和らいできました。これは、誰かが憑いているのかも知れないと思い、塗香を口に含み水を飲みました。すると、若干の痛みが残るものの、痛みがひいてきました。その日の夜半、和順庵で加持祈祷を致しました。すると、完全に痛みが取れ、膝の曲げ伸ばしも出来、歩行も普通になりました。何モノかに取り憑かれていた様です。死者は、この痛みと共に亡くなったのだろう、、と、思いながら後日、主催者の実家に心ばかりの品を送っておきました。数日後、お母様からご連絡頂きました。「先生、お元気ですか、、。娘に聞いたら、膝を怪我されたみたいで、、大丈夫ですか?」「はい、お陰様で良くなりました。すみません、ご主人、お亡くなりになっていたのですね。娘さんに、事故で亡くなったと聞きました。」「そうなんです。主人を、交通事故で亡くしました。主人の事は娘に聞いていますか?」「あまり詳しくは聞いておりません。」「先生が、娘に2階の部屋の事を聞かれたときいて、ドキッとしたんです。ひょっとしたら、主人は未だ成仏してないんじゃないかと、心配になりました。」「何故、そう思われるのですか?」「こんな話しを先生に話していいか迷いましたが、聞いてくれますか?」「はい、どうぞお聞かせて下さい。」「主人は養子に入ったものの、両親とは仲が悪く、私は主人と両親との板挟みになり、いつも夫婦喧嘩が絶えませんでした。離婚も何度か考えましたが、子供が3人も居たので我慢しました。そんな時、友人の誘いで食事に行った帰りに交通事故に遭い、私達が病院に駆け付けた時には、既に主人は亡くなっていました。子供達は、泣いていましたが、私と両親はホットしたというか、、。すみません、先生にこんな話しをして、、。正直、あの人との思い出と言えば、都合が悪くなると、直ぐに2階の自分の部屋に引きこもって、、。あの娘が生まれてからは、私とは、部屋も別々でしたから、、。漁師の仕事をしていた事も有り、家族と顔をあわせる事なく、早朝、仕事に出かけるんです。」「因みに、ご主人が亡くなったのは、何時頃ですか、、?」「夜中の2時過ぎだったと思います。」と、聞いた時、私は言葉を失いました。やはり、あの痛みの原因は、ご主人の霊だった様に思いました。すると、その霊は未だに成仏せずに、あの家に留まっているのだろうか、、。それとも、私のささやかな加持祈祷によって、彼岸を渡ったのだろうか、、。

唐桑半島 折石
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