まだまだ、残暑厳しい中、26日から九州地方に出張です。滋賀での鑑定が忙しい事もあり、ブログも久しぶりとなりますが、9月は色々とニュースが有りすぎて、話題には事欠きません。大谷翔平選手は、50ー50を達成し、55ー55も達成しそうな勢いだし、今月、私は還暦を迎えました。政治の世界では、自民党代表総裁選、、まぁ、あまり関心無いかなぁ、、。能登地方豪雨による自然災害等、悲しいニュースがありました。亡くなられた、ご遺族の方々には、心からご冥福をお祈り申し上げます。
さて、9月半に出張鑑定で、金沢に行ってきました。途中、雨にも見舞われましたが、温泉や美味しいお料理を頂き、ちょっとした小旅行となりました。依頼者は、金沢にお住まいの70歳Mさんご夫婦です。娘夫婦が、小松市内に家を購入する計画をしている様で、その土地を見て欲しいとのご依頼でした。前日は、金沢に宿泊者し、二日目は小松市にある粟津温泉に宿泊しました。金沢駅から、車で15分程行ったところにMさん宅はありました。「先生、本日は遠いところ有難う御座います。先生、これが、娘夫婦が計画している土地です。」と、Mさんは図面を広げられました。地図上では、土地を囲む四方の状況は、問題の有る箇所は無かったのですが、施主である義理息子さんの運気が、土地不動産の購入時期には、相応しくない期間となっている事と、土地の図形が台形になっている事が気になりました。土地について、Mさん夫婦に尋ねると、土地の持ち主は、設備関係の仕事をしていたが、20年近く営業していた会社を廃業した様で、この土地には、工作機械や部材を置く倉庫に使われていた様でした。私はあまり風水や家相には、それほど詳しい方ではないが、その土地の土を触る事で、枯れている土地なのか、そうで無いか、、何となく分かる様になりました。昔から、田畑を切り拓いて建てた家は、土地が肥沃で家族が栄えるみたいな、、そんな感覚かもしれません。翌日、娘さん夫婦が検討中の土地を見に行く事にしました。土地の周りは、古びた家が立ち並び、若い世代が住んでいるとは思えない様な佇まいでした。その土地の土を触ると、何かしら違和感を感じたので、もう少し土地の周りを散策する事に致しました。すると、何となくですが、昔この辺りには、大きな工場が有った様な気が致しました。その後、住宅が建てられたのではないか、、。少し歩いたところに、古びた空き部屋の目立つ公営団地が3棟程があり、この土地にまつわる人が住んでいるのではないか、、等、次々とイメージが頭の中を駆け巡りました。土地を見るポイントは幾つか有りますが、私の場合は、5項目位に分けて鑑定致します。その結果、施主の運気、周りの状況、土地の図形、土地の相、気の流れなどを鑑みて、土地の評価は5満点中、2点とさせて頂き、その事をMさん夫婦に伝えました。「では、購入するのは、時期早々ですか？」「いや、そうでもないですが、来年になれば、義理息子さんの運気が安定しますので、大丈夫かと思います。ですから、今年は、慎重に成られた方が良いですね。」と、Mさん夫婦に伝えました。それから数日が過ぎた頃、Mさん夫婦から電話を頂きました。「先生、先日は有難う御座いました。娘夫婦は、あの土地を購入する事を諦めた様です。実は、あれから、義理息子が車の事故をしまして、入院したんです。幸い、物損事故で相手が居なかった事と、足の骨折位で済みました。本当、先生の言われる様になって驚いています。落ち着いたら、息子夫婦の事みてやって下さい。」と言われた時、義理息子さんの事を、もう少し詳しく伝えておけば良かったと、後悔いたしました。
