今週末27日に衆議院選挙投票日ですが、以前ほど選挙カー演説や選挙事務所から、電話がかかってくる事が無くなりました。皆様は、ドブ板選挙という言葉はご存知ですか。ドブ板とは、ドブ板のあるような細い路地を一軒ずつ訪ねて回ることから、選挙区内をこまめに回り、有権者の一人一人に訴えかける選挙運動の事を言います。コロナの影響も有ってか、最近は見かけなくなりましたが、政治家には、もっと汗を流せと、つい言いたくなります。テレビなどで、立候補者が笑顔で、見ず知らずの人の手を握って「お願いします、、。」と、商店街を小走りしながら有権者に頼みこむ姿を見る度に「貴方は、本当に日本国をよくしてくれるのですか、、？」と、いつも問いかけたくなるのは、私だけでしょうか、、。この歳になって、社会の仕組みや闇の部分が理解出来る様になり、今の日本は、本当に運の強い国だなぁ、、と思います。色々な不満もございますが、他国と比べると、まだまだ日本は平和な国であり、教育や福祉、行政も行き届いている様に思います。こうして、多数の政党が立候補するのも、平和である様に思えてきます。
さて、和順庵には、様々なお客様が鑑定に来られます。でも、ほとんどの方が真剣に、悩みを打ち明け、私のアドバイスに耳を傾けて下さっています。ですが、何故来られたのか、理解出来ないお客様もタマにお越しになられます。仮に、Ｋさん55歳女性の例でいうと、彼女の母は〇〇教室をされており、それを引き継ぐ形で、室長になられました。教室も3店舗程有るとの事で、話しを聞く限りでは、順風満帆の様に思えました。「先生、私の今後と経営のあり方についてお尋ねしたいので、宜しくお願いします。」と、、Ｋさんを見ると、室長とは思えない、普通のオバさんの様に見えました。気になったのは、この様な方の旦那様は、どの様な方なんだろうと思い「もし、宜しければ、旦那様も鑑定させて頂いても良いですか、、。」「はい、是非お願いします。」との事で、夫婦の事も鑑定する事になりました。独身の場合は、Ｋさんだけで十分ですが、仕事・人間関係・金銭等を鑑定する場合は、パートナーの存在が影響します。鑑定してみると、、Ｋさんは、頑固な上に融通が利かない性格の様です。それでいて、人を導くチカラもなく、自分の型にはめようとするところがあるので、生徒指導も、個人を尊重したやり方ではない様に思いました。「Ｋさん、お店の事ですが、、上手く行ってますか、、？」「今年に入って、採算の取れない店舗は閉店しました。それで、今住んでいる家を引越して、そこで教室をやろうと思うのですが、どうでしょうか、、。」「採算がとれないのは、どうしてですか？」「少子化も有り、生徒の数が減って来たのと、場所の問題もあると思います。」
「失礼ですが、ご主人のお仕事は何ですか、、？」「趣味が高じて、〇〇〇教室をしています。最近は、あまり芳しくない様です。」と、Ｋさんは、ご主人の仕事を他人事の様に仰りました。 次回つづく
