現在、護摩供養修行は千葉県の東光寺と
自宅の二か所でしています。
自宅は、貧祖な作りですのでもう少し設備が整い次第
ご紹介したいと思います。
さて、天台宗では法曼流四度加行(ほうまんりゅうしど
けぎょう)を21日間にわたり修行します。
その間、人との交流を断ち修行者同士であっても会話は
なるだけ避けるようにします。
カミソリを入れることは、禁止されているので、この
期間は、頭髪と髭は伸び放題となり、風呂も基本は入って
はいけないと聞いていましたが、私達の時は水浴び程度は
しておりました。
不潔の様に思われますが、護摩供養によってスモークされる
せいか、体臭はさほど気になりませんでした。
修行時代は、救われたい一心でただ、修行に打ち込んで
いましたが、修行がすすむにつれ肩の力が抜け、悩んでいた
自分が不思議と救われる気持ちになっていきました。
その時、人間は生きていたら何回でもやり直せると・・
そう思える自分がそこにいました。