護摩絵画は、護摩灰と塗香をアクリル絵の具に混ぜて
描かれる究極の護符(お守り)です。
皆さんは、京都の五山送り火で護摩木が
焚かれている事は、ご存じでしょうか。
翌日には、五山の炭拾いが恒例となっており、
お守りや厄除けなどに使われました。
中には、護摩炭を細かく灰にして煎じて飲むと、
その一年は無病息災でいられると言われています。
塗香は、僧侶が身・口・意を清めたり、
仏像を清浄にするときに使われる香木を
粉末にした ものです。
これらを混ぜ合わせることにより、
私の作品はより清めら仏のご慈悲が有る事を祈念して創作にあたっています。