新年明けましておめでとうございます。
昨年は、父の死に始まり母親との
同居など、親子の絆を深める切っ掛けに
なった一年でした。
母親は、すっかり元気になり日常生活にも
支障がない位、回復した事もあって昨年の
12月31日〜今年の1月5日迄、
千葉県の東光寺へ自身の
修行もかねて、初詣のお手伝いに行って
きました。
毎年、新年の初護摩供養をするのですが
今年の護摩供養を通じて感じられる事は
波乱含みの一年になる予感がして
なりません。
護摩供養は、修行の一環でしており
近頃は自身を取り巻く環境を占う意味で
あげる事があります。
その時は、自宅にある貧素な護摩壇で
しますが、その時々によって護摩の火は
姿を変化させるのです。
火の勢いが良く、炎が身体全体に
巻きつく感覚。
火の勢いは弱いが龍が鎌首を持ち
上げた様に見えたりする感覚。
煙が大きく渦を巻き飲み込まれる感覚。
火の粉が飛び散り護摩壇を赤く染めたり
様々な場面によってその一年の動向を
見極めてきましたが、今年は、炎よりも
煙に混じって灰が飛び散る現象が
起こりました。
おかげで、pm2.5をまともに受けた様な
細かい灰の粒子が舞って掃除の際は、雑巾が
真っ黒になりました。
このような護摩の時は、もがき苦しむ人で
溢れている姿が感じられるのです。
こんな時、わたしは六波羅蜜の実践を
強く自分に課すのです。
布施、自戒、忍辱、禅定、精進、智慧
次回に続く