「もしもし、癒しの里和じゅんさんですか、、私〇〇ハウスのTと言います。先生は、いらっしゃいますか?」「私ですが、ご用件は何でしょう、、。」「実は、土地や家祖について、社内にて講演頂きたいのですが、可能でしょうか?」「すみません、、今、忙しくて、中々時間が取れないんです。またの機会にお願いします。」「先生のブログを拝見して、是非お願いしたいのですが、、。」と、言われましたが、体よくお断り致しました。大手ハウスメーカーともなれば、イタズラや詐欺を疑うのは当然ですが、たとえ本物で有っても、今は目の前のお客様だけ向き合っていようと決めているのです。今から10年程前、お客様からこんな話しを聞いた事があります。Kさん43歳女性が、花屋をしたいと、ご相談を受けました。「先生、念願の花屋をしたいのですが、いかがでしょうか?」「悪くないと思いますが、ちょっと気になる事が有って、、。」「それは何ですか?」「貴女は、実績も出ないウチから、カタチから入ろうとされます。つまり、ムダな出費をされるところです。オープンともなれば、色々と出費は仕方ないにせよ、アレもこれもと、売上がたっていないのに購入するのは辞めて欲しいのです。特に来年辺り気をつけないと、損失の星が出ていますので注意して下さい。」と、助言を致しました。Kさんは、予定通りお店をオープンされました。最初は、中々固定客が出来ず、赤字続きでしたが、彼女の努力も有って、少しづつ売上も出来る様になられました。オープンして、1年が過ぎた頃、彼女の元に一本の電話が入りました。「もしもし、Kさんですか?私、株式会社〇〇のPと言います。地元の元気なお店を、是非全国の皆さんに知って貰いたいと思いまして、旅番組で有名なOさんと対談しているところを記事に載せたいのですが、、。」「Oさん?まだアノ方、タレントされているのですか?」「そうです。今も東京では、活躍されてます。」と言われ、少しでもお店を盛り上げたいとの思いから、彼女は承諾された様です。数日後、P氏が打ち合わせと称して、彼女の店を訪ねてきました。撮影当日の流れやタレントOさんについての説明を聞き、自分の店が、全国に知れ渡ると思うと、胸の高鳴りを抑えずにいられませんでした。「Kさん、取材と言っても、契約は契約なので、ココにサインを貰っても良いですか?」と、言われ彼女は、契約の中身をロクに確認もせず、サインをしたのです。その日依頼、撮影当日に着る服や、美容院に行って、どんな髪型にしようとか、、当日が待ちきれない思いでいっぱいだった様です。また、彼女は当日迄に話す事を台本にして、身振りそぶりを入れながら、何度も練習されたのです。当日の朝、1台のワゴン車が店の前に止まりました。中からカメラを持ったスタッフらしき人と、電話を貰ったP氏、そしてタレントのO氏が降りてきました。O氏はラフな格好で、薄っすらヒゲをはやし、タレントらしからぬ風貌でした。打ち合わせも早々に、早速対談に入りました。すると、O氏が「僕、何を話せば良いの?セリフが有ったら書いてよ、、。」と言われると、P氏は、「Oさん、話しているフリをして頂いたら、コチラで写真を撮りますから、大丈夫ですよ。」と、言われた時、Kさんはガッカリされました。「アレだけ練習したのに、、。」結局、その日は店の宣伝になる話しはせず、O氏との対談風景、店の写真を撮影され、僅か30分位で終わった様です。すると、タレントO氏はが「オレ、待ち合わせしているから、失礼しても良いかなぁ、、。ダチと待ち合わせしてるから、、。」するとP氏が「お送りしましょうか、、。」「いいよ、近くだから、、。それでは、Kさん、失礼します。」と、握手して帰られました。ところが、この後、Kさんは大変な事件に巻き込まれるのです、、。
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