このブログにも度々紹介しておりますが、幸運を呼び込む人とは、どういう人なのか。運勢鑑定の仕事をしていると、よく言われるのが「私は、運がないんです。」・「お金が無くて、中々生活が楽になりません。」・「ツキを呼び込むには、どうしたらいいですか」等、幸運を掴む方法を聞かれます。幸福の度合いもありますが、病気せず何とか生活出来るだけの収入が有れば良いと思うのですが、子供の学費や親の介護、闘病生活など、生活を切り詰めながら暮らしている人もいます。自分に置き換えて考えてみると、全ては心次第で人生が大きく変わる様な気がします。出家する迄は仕事を転々とし、お金や人間関係で苦労し、親族や両親共、疎遠な関係でした。これで、やっと落ち着けそうだと思った就職先も5年で倒産、次の就職先も6年目で倒産と、、私は、本当に運の無い人生と、自分の境遇を恨んだ事も有りました。そんな時に、仏教に出会い信仰を深める事で自分の傲慢さ、感謝の無さ、嫉妬心、我欲等々、なんて醜い性格であり、非情な人間なんだと思い知らされました。先ずは、懺悔(仏教では、さんげ)から始めようと、努める事にしました。会話中でも、知らず知らずの内に、人を傷つけているものです。「今日は、私の為にお話し下さり有難うございます。私の失言で気分を害されたかもしれません。懺悔申し上げます。」いつも、この気持ちを持って向き合っている内に、不思議と運が向いてきた様な気がします。また、「私は、何て運が良いのだろう。これも仏様のお陰です。感謝申し上げます。」と、少しでも良い事が有れば、念仏の様に唱えています。この繰り返しが今の私を支えていると思います。今の心配事と言えば、和順庵にご相談でお見えになるご相談者が、幸せな人生で暮らせたらと、いつも願っています。
