「母の手前、言わなかったのですが、父とはたまに食事に行ったりしてます。」といわれました。鑑定ではJさんの幼少期に父との離別、母親の再婚、母親の弟に対する溺愛ぶり等が重なり、いつしか愛情への不信感と悲しみを背負っていった事が分かります。また、実父家系には、祖父の離婚や再婚、愛人問題、実父の度重なる浮気などの異性間トラブルがある事から、Jさんに色情運が宿ってしまったと思われます。Jさんの「不倫はダメですか?」との問いには、正直なところ、それぞれの事情がある様に思います。Jさんも、お相手のKさんも覚悟と責任を取れるなら、私は肯定も否定も出来ない立場かもしれません。お釈迦様は当時、結婚され子供もいらっしゃいました。そんな中で、半ば強引に離婚され、子供にはラーフラ(悟りの妨げ)という名前をつけられるなど、理解し難い行動に出られます。そんなお釈迦様が、6年後悟られたと言っても家族は、どの様な思いで暮らしていたのでしょうか。ここには、もう少し崇高な教えや解釈があるとはいえ、覚悟と責任を果たされた事で、皆が納得された結果の様に思います。「Jさん、不倫はお勧めしませんが、貴女が覚悟と責任を果たされるなら、とめたりはしません。ですが、色情運は貴女に子供が出来た時、引き継がれる可能性があります。」 「どんな影響が出ますか?」 「貴女の様に不倫したり、家族の関係が希薄であったり、相手に浮気されたり、ストーカーのトラブルに巻き込まれたりするかもしれません。」 「では、その色情運を回避するには、どうしたら良いですか?」 「仏に懺悔(サンゲ・仏教語)して下さい。懺悔する事で回避できます。私の信頼している○○というお寺があるので、護摩供養を受けて下さい。その前に、和順庵で加持祈祷をしてから行って下さい。」「分かりました。先生、宜しくお願いします。」と言われ後日、Jさん実父の先祖供養をさせて頂きました。あれから、1ヶ月が経ちJさんはどうなさっているのか、、トラブルがない事を願うばかりです。
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