文殊は、その中でも竜王の8歳になる娘を連れてきて「彼女は仏の教えを守り成仏しました。」と
智積はじめ、諸々の菩薩、修行者の前で述べました。
お釈迦様の弟子のひとりに舎利弗という修行僧が「我々でも中々悟ることができないのにでうして
8歳の、、しかも女子が悟ることができようか、、」
その疑問は、その会座にいた全てのもの達が思っていたのでした。
すると、竜王の娘が手に持っていた宝珠をお釈迦様に差し出したとたん、みるみる内に仏の姿へと変化して
いきました。
それ以来、生きとして生ける者すべてが成仏することができる可能性があることを
改めて知るのでした。