運勢鑑定の仕事は、ほとんどの方が食べていくことが出来ない職種です。
主婦や定年を迎えた男性が教室に通い、第二の人生を夢みる方も沢山いらっしゃる様です。
私も京都にある教室に1年近く通いましたが、いざ実践でやってみると近い線まで当たるのですが、
お客様が満足する結果までには至りませんでした。
護摩修行によって不可思議な験力を頂き、人の心や悲しみを自分の事の
様に思える事があり、鑑定中は私自身も涙が溢れでる事が度々あります。
私の運勢鑑定で少しでも明るい人生を歩んで下さればと、思っているの
ですが都合のよい話は聞くけれど、耳の痛い話は聞き入れて頂けないの
が現状です。
お客様の中には、あまり良い事を言われなかったという理由から、
主催者にクレームを出すお客様がもいらっしゃいました。
本人の為と思って助言した事なのに逆ギレされると開運するには程遠い
ところにあるように思えます。
こんな時、お釈迦様はどのようにして衆生を救ってこられたのだろうと
考えていた時、頭の中で「機根」と云われたような気がしました。
「機根」とは、その人の気性とか気質を指します。
私は、同じ言い回しで鑑定をしていたことに気付かされました。
それ以来、お客様の「機根」に応じて鑑定するようにしています。
お釈迦様の説法を受けた人は、全ての人が幸せになり心豊かになると
お経の中に書かれています。
私もお釈迦様の様に鑑定後は明るく元気な姿で帰って頂けることを心がける
ようになりました。
これも仏様のご加護であることに感謝、感謝です 合掌
