出張鑑定で、長崎に来ています。コチラには3年ぶりだと思うのですが、駅前の変わり様に時代は進んでいるなぁ、、と改めて思いました。今から20数年前、長崎には毎年出張で来て居た頃に比べて、駅前施設が発展している事に驚かされます。この様な変化を見る度に、時代は確実に進んでいると感じます。さて、この時代の移り変わりの中、私は還暦を過ぎ、老後の生活を心配する年齢になって来ましたが、皆様はどの様な生活設計を立ていらっしゃいますか。和順庵にも、老後を無事過ごせるのか、心配でご相談されるお客様がいらっしゃいます。先日、TVを観ていたら、67歳男性が実家を売って、駅近に有る賃貸マンションに移り住む計画をしたものの、不動産や大家さんから断られたとの事、、。資産は有るのですが、昨今の高齢者による孤独死や持病等が理由だとか。その後男性は、色々と探された結果たどり着いたのが、サービス付き高齢者住宅でした。この住宅は、平成23年10月20日、高齢者住まい法の施行により、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される「地域包括システム」の構築を目指した、高齢者のニーズに応じた住宅を指します。これは、国の施工方針であり、まだまだ改善点はたくさん有ります。特に家賃の問題です。サービス付きと成れば、介護が無い人に関わらず、賃料が割高で有る事です。賃料は地域によって違いはあれど、平均値は15万〜18万(家賃・管理費・食事含む)、介護サービスを付けると別途料金がかかります。TVの方は関東方面だと思うのですが、家賃が20万でした。この方のお住まいは、一人で住むには高級な雰囲気でしたので、特別かも知れませんが、ここに介護サービスを乗せると現役サラリーマン並みの賃金が必要となりそうです。これでは、普通の年金生活者ではやっていけません。現在、年金未納者が4人に1人の割合を見ても、今後、国が高齢者に対する援助をするとは思いません。特に、若い世代はNISAやIDECOと言った積み立て投資も考え無ければいけない時代に成ってきたのも理解出来ます。では、私はどうなのか、、。私は、その時に成ってみないと分からないタイプです。ある程度イメージしてますが、借家住まいの私にとっては他人事ではございません。持ち家も考えましたが、そこに何年住めるかを考えた時、私の場合、賃貸がお得の様な気がしました。何かと出張も多いし、仏道行等で家を空ける生活が長いので、結局賃貸の方が便利と思う様になりました。持ち家は資産であり、老後は売って施設に入ったらという意見も有りましたが、家のローンや家の老朽化、昨今の自然災害など、色々と考えているウチに、アッという間に、年齢を重ねてしまいました。家族が居たとしても、子供達が面倒を見てくれるとは限りません。ならば、少しづつ貯蓄しながら、老後は最低限の生活で過ごせる事を考えています。また、私の心の中で、人は縁によって導かれ、縁によって自分の最期が有る様に思います。人間の役割、、それは、人に施し、そして、自らの行いに懺悔し、先祖・神仏に仕える事によって、私の行き着く終着点が有る様な気がします。甘い事を言っているかも知れませんが、人間界はそういう世界だと思っています。どれだけ、真面目に生きていたとしても、自然災害によって、生きる望みを絶たれそうな思いをする方々、、。特殊詐欺や強盗殺人、政治家の汚職、善意の募金活動の横領、ストーカー、イジメ、自殺、利権争いによる戦争、、。この世は不条理で、あまりにも醜い世界なのかも知れません。お釈迦様の時代にも、同じ様な現状が有ったと思われますが、当時の伝記では、お釈迦様は亡くなる寸前に、「世は甘美で有った。」と、この世は素晴らしい世界で有ったと述べられています。それは、悟られた人間こそが分かる境地と思われます。私には、到底及ばない世界ですが、少しでも、お釈迦様の境地に近づける様、仏道行を通じて、縁に生き、縁によって最期を迎えたいと思います。
