鑑定料システムをリニューアルしました。ご活用ください。

悲しい記憶①

僧侶の仕事をしていると、人の死に直面する事が度々有ります。また、親族の死も必然的に訪れます。 私は、過去に悔やまれてならない死が二つあります。一つは実弟の死、二つ目は、病気で亡くなった依頼者の死です。弟の死に関しては、過去のブログでも掲載しておりますので、またご覧下さい。皆さんは、摂食障害という精神的な病気をご存知でしょうか。摂食障害は食行動の重篤な障害を特徴とする精神疾患です。極端な食事制限と著しいやせを示す「神経性食欲不振症」と、むちゃ喰いと体重増加を防ぐための代償行動(嘔吐)を繰り返す「神経性過食症」とにわけられます。依頼者は、後者の神経性過食症でした。仮にAさんとします。Aさんは数年間、心療内科をはじめ、様々な治療を行かれた様ですが、一向に回復せず医師から、このままでは命の危険に直面すると言われたそうです。「どうして、私のところに来られたのですか?」と、Aさんのお母様にに尋ねると「私の親族は不幸事が多く、何かの災いかと思い先生を訪ねました。」Aさんは、深くフードを被りマスクをつけていたので、外観からは小学生の様に小さく見えました。「お顔を拝見して良いですか。」と話しかけると、Aさんはコートを脱ぎマスクを外されました。彼女の様子は痩せ細り、長年闘病生活で苦しんでいた事が、身体全体からみてとれました。鑑定に入ると、凄まじい過去因縁が複数有りました。お母様が言われる様に、親族の中でも、感受性の強い女性に影響が出やすい家系の様に思われました。鑑定していると、何やらお経の様な祈祷されている女性の声や太鼓を叩く音、波が打ち寄せる音が聞こえてきました。かなり強い負のオーラを感じると共に、Aさんの身体に入り込んで同調している様に思いました。この様な負のオーラの影響を受けると、心と身体が分離させられている様な感覚になるのかも知れません。その上、修行中の先祖の姿も有りました。これは、今世と来世を行き来している姿で、Aさんが危険な状態である事を意味します。

次回つづく

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