ある社長①

2026年4月の全国企業倒産は899件となった。前年同月(826件)より73件(8.8%増)多く、5カ月連続で前年を上回った。2026年1-4月の累計件数は3536件となり、前年同期(3299件)を237件(7.2%増)上回っている。今後、ホルムズ海峡封鎖の影響で資源不足、物価高騰による倒産、閉業が増えると予測されます。

さて、商売をされている方は、誰しも安泰とは言えません。私も経営者として、マサカに備えて色んな事を想定しながら経営して来ました。ですが、コロナ禍の時は、流石に商売は終わったと思いました。行動を制限された事で、対面鑑定の来場者が極端に激減したのです。ですが、私の会社は奇跡的に継続する事が出来たのも、会社の規模が小さい事と、仏道行・物販・占術師として、3足のわらじを履きながらリスクを振り分けて、やり繰りした事が、上手くいった結果だと思っています。集会制限の中で、厳しい状況でしたが、占術の中に電話鑑定やメール鑑定を導入した事で、事業を継続する事も、良いアイデアだったと思います。また、物販においては、コロナ禍前に取引先を増やしていた事で、神経質な取引先を避け、おおらかな考えの取引先に対して、細々ながら続けた事も大きかったと思っています。そんなコロナ禍以前の話ですが、〇〇県にM株式会社という問屋がありました。当時は、少しづつ取引先が増え、会社としても勢いが出てきた頃でした。そんな時に、取引先から紹介されたのがM株式会社でした。通常なら、お店で展示会をするのですが、M株式会社は、毎回ホテルを貸切り、周辺のお客様を招待して販売をしていたのです。私は、2年程お付き合いしましたが、回数にして、5度程お世話になりました。コロナ前といえ、日本の景気は良く有りませんでした。なのに、経費を使って温泉旅館やホテルで催事をするのか、M株式会社の経営方針に違和感を感じていました。それを決定付けたのが、M株式会社のT社長が私のところに来て、「先生、私の事や会社の事を占って下さい。」と、鑑定した時でした。「老舗と聞いていたが、この社長の元では、会社はやって行けないだろうなぁ、、。」と、心の中で思っていました。この会社は、2代目から引き継いだ会社で、この地域では一番の問屋と言えます。そんな名門の会社を引き継ぐには、あまりも心許ない社長と思ったのです。それに、来年から変動の時期に突入し、この会社に余程の右腕の様な参謀が居ない限り経営は困難と思いました。ですから、コチラの会社とは、あまり深く付き合わない様に決めていました。2年目に入った頃、M株式会社の催事に参加した時「先生、今年はどうですか?」と、T社長が鑑定を依頼された時、社長の表情がおかしいと、直感で思いました。この感覚は、誰かに呪文をかけられている様な表情でした。まるで、生霊に取り憑かれているかの様に、、。  次回つづく

西大和さえき(奈良)
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