季節柄、転退職を考える若者の相談が増えてきました。先行き不安なところもあるのか、見切りをつけて来られる人もいます。人生の指針は自分で決めるもので、他人が決めるものではございません。ですが、家族の事を考えると、中々決断出来ず、ズルズル人生を過ごしていてる方も、私の周りには沢山いらっしゃいます。この人間界は、そんなに自分が思っているほど生きやすいところではございません。また日本は、70歳を超えても仕事をやり続けなければならない社会になっている事にきづかなければなりません。日本は、それだけお年寄りを支えられない国になってしまったのです。今のところで、歯を食いしばって頑張っても、僅かな退職金と年金だけでは、生活がままならないという事です。定年を迎えてから第二の人生を楽しんでいる方も少なからずいらっしゃる事と思いますが、これからの社会は、サバイバルな時代に突入していくと思われます。知恵を絞り、国や周りをあてにする生き方は、少しずつ回避しながら明日への自分に備えなければなりません。あてにするのではなく、あてにされる人間を目指しましょう。
