どうするのコレ、、③

梅雨入りした事も有り、その日は朝から激しい雨が降っていました。「先生、この天気じゃお客様も来ないですね。すみません。」「いえ、お構いなく。こんな事言ったら店長に叱られるかもしれませんが、いつも旅行気分で来てますから、、。」と話していると、お店の電話がなりました。「〇〇です。ハイ、、。凄い雨ですね、、今日やってますよ。分かりました。お待ちしてます。」と、お客様が来る様です。「先生、Pさんが来られます。ご主人を亡くされて一人だと思うんですが、鑑定お願いします。」「了解です。」と、この時迄は気楽に考えていました。昼過ぎ、少し雨足がおさまった頃、一台の車が店に停まりました。「Pさんだわ、、。先生、宜しくお願いします。」と、Pさんの手には、風呂敷に包まれたモノを持っていました。「Pです。先生に是非見て頂きたい仏様があります。コレなんですが、、。」と、出された時、私は無意識に独鈷杵と念珠を手にしていました。「これは、御霊抜きをされていませんね。どなたの持ちモノですか?」「母です。コレを先生のところで供養して欲しいんです。」「因みにお母様は健在ですか?」「両親とも居ません。この人形が来てから、親族に不幸事が続いてまして、、。」「これは、地蔵菩薩ですが、念が入っているのと、材質が気になります。ひょっとすると、神社仏閣で使われた石材で作られた様な気がします。例えば、鳥居や建物付近に使われていた石とか、、。コレは買ったモノでは無く、誰かから譲り受けたかもしれませんね。」「念が入っていたらどうしたら良いんですか?」「まずは、お性根を抜き、祈念された場所に帰って頂きます。」「それをしたら、不幸事は続きませんか?」「ただ、この石が鳥居から取ったモノだと、結界として使われていたので、少々厄介なモノとなります。結界とは、魔を避ける壁の様なモノです。そこには、色んな邪気が潜んでいるかもしれません。」「何故、そんな材質を使われるんですか?」「まぁ、お布施や寄付を募るのに、よく使われます。」「ですが、ちゃんと供養されたモノなら、良いお守りとなりますが、中途半端なやり方ですると、邪気の影響を受ける事があります。」「先生、このお地蔵さんを供養してあげて下さい。」「わかりました。では、和順庵で供養します。」と言ってお預かりする事にしました。私は、この地蔵菩薩に紙で作った即席のお札を貼る事にし、店の方に和順庵迄配送して貰いました。和順庵で開封してみると、紙札が真っ二つに破れていました。「これは、少々手強いぞ、、。」と思いながら、御霊抜きを致しました。続いて、地蔵菩薩と同じ大きさの人型紙に梵字を書き入れ、貼り付けました。ですが、何度貼っても剥がれるので、紙紐で縛り付け、横に倒して、加持祈祷を行じました。3日間続けた結果、なんとなく落ち着いた雰囲気になったので、呪物達のいる所定の場所に飾りました。その後、和順庵では何も起こる事もなく、また、その後のPさん親族も平静に暮らしているとの事です。ですが、あれから数年経っても、この地蔵菩薩は和順庵から旅立とうとはしません、、。

島の関界隈
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和じゅん式四柱推命